เว็บไซต์นี้เป็นเว็บไซต์เกี่ยวกับภาพยนตร์ที่ครอบคลุมเกี่ยวกับโปสเตอร์ภาพยนตร์ ตัวอย่าง บทวิจารณ์ภาพยนตร์ ข่าวสาร บทวิจารณ์ เราให้บริการภาพยนตร์ล่าสุดและดีที่สุดและบทวิจารณ์ภาพยนตร์ออนไลน์ ความร่วมมือทางธุรกิจหรือข้อเสนอแนะ โปรดส่งอีเมลถึงเรา (ลิขสิทธิ์ © 2017 - 2020 920MI)。EMAIL
路上のソリスト Comments (20)
主人公はロスアンゼルス タイムズの記者スティーヴン。
ある日彼は公園(?)でバイオリンを弾いているホームレスの黒人男性ナサニエルと出会う。彼に話を聞くと昔ある有名な音楽学校に在籍していたという過去があることを知ったスティーヴンは調査を開始。その後ナサニエルが本当のことを言っているのを知り、様々な方法で彼を今の生活から抜け出すための手段を探ろうとするのですが・・・。
注目はロバート ダウニーJr.の演技と前半30分のストーリー展開。特にロバート ダウニーJr.の演技は見ものでクソ真面目で心優しい新聞記者を熱演しています。まさか「アイアンマン」や「トロピック サンダー~」と同じ人とは思えませんでした。彼の演技のレパートリーの多さに驚かされました。それから、始めの30分くらいまでの展開はお見事といった感じです。あのままの展開で言ってほしかったのです。
しかし、良いところはその位でしょうか?ジェイミー フォックスの演技は何となく「レインマン」のダスティン ホフマンのモノマネでしかなかったように感じました。「レイ」や「エニイ ギブン サンデー」のときのような演技と比較しても6、7割くらいの程度の力しか出していなかったように思います。それから、音楽もそれほどインパクトがありませんでした。「路上のソリスト」というからには何かあるのかと思いきや特に何もありませんでした。
それから、1番大きな問題は前半30分以降のストーリー展開です。流れを簡単に纏めますとまず、スティーヴンがナサニエルに対して“君を助けたい”と言わんばかりにある提案を出しナサニエルはとりあえずスティーヴンの指示通りに動いてみるのですが、その後ナサニエルがパニックを起こし“もう、イヤだぁぁぁぁぁ”といって混乱。その流れがラスト10分くらいまで続きます。そして、ある日突然奇跡のようなものがおき気づけば、ハッピーエンドみたいな感じです。その流れに気づいた時もう椅子に座っているのも限界でした。そもそもナサニエルがなぜ、ホームレス生活を送らなければならなくなったのか一切描かれていません。その辺りもしっかりと描いてほしかったです。
まあ、ロバート ダウニーJr.ファンは満足内容だと思いますが、それ以外の人はどうなんでしょう?レンタルで十分といった感じです。
難聴ではなく幻聴のベートーヴェンといった感じの音楽家Nathaniel。
精神疾患で会話がスムーズにいかないことも、平常心を失うこともあるけれど、街の雑踏すらメロディに聴こえる彼の心はとてもきれいそう。そしてとてもきれい好き。
人々に聴かせるために奏でるより、自分の心と天に向けて演奏している方が向いているようでした。
社会全体がオーケストラで、各人の旋律が合えば傑作になるけれど…
その枠組みからはみ出た人、ステージから落ちた人達は、雑音でしかないのだろうか。
彼らの音色に耳を傾ける価値はないのだろうか。
Nathanielの幸せは彼が決めること。
幻聴を消すためにあえて喧騒の中にいるのかなと思いました。
世間の幸せや価値観がそのまま当てはまる訳ではないことをシェルターの職員はよく理解しているようでした。
ホームレスさんを施設に入れても、また路上に消えて行ってしまう人は少なくないです。集団生活の規律が嫌だったり、新聞紙や段ボールの方が寝心地良くなってしまったり、高級ホテルの残飯が食べたくなってしまったり、聞くと理由は様々。
Steveの援助は、「普通の生活」がしたくても出来ないケースにはぴったりですが、「普通の生活」が無理な人には独善的になってしまう恐れがあり、人助けの難しさが描かれています。
いやらしいなと思ってしまうのは、
◯Juliardと聞かなければ、恐らく記事にしようとも思わなかったこと
◯他人の不幸を売っているにも関わらず、取材の対象でない時は、来ないでくれと言わんばかり
◯原作であるSteveの本がベストセラー…
◯「家族だと思ってくれ」などとNathanielに言っていたHollywoodの本作関係者達が、今では全く音沙汰ないこと…
売り上げの一部は、Nathanielと家族の支援や基金設立に使われたそうですが。
Nathanielの全財産を「ゴミ」と評していたSteveが、「友人」として悩み、出来ることは随分頑張られたと思いますけどね。
Nathanielのファッションが独特で(^_−)☆
覆面を被って自信なさげにうなだれているのと、
チェロに巨大ブラを着せて?いるのが面白かった
(^ ^)。
ちなみにスクリーンセーバーみたいだと低評価の映像シーンは、芸術家に多い共感覚を精一杯表現しているそうです。
“Life has a mind of its own.”
“I hope the whole world sleeps well.”
ナサニエルがオーケストラの旋律に聞き入るシーンだが、まるでメディア・プレーヤーの視覚エフェクトさながらの描写は芸がない。しかも長い。
ヘタに泣かせようとせず、淡々とふたりの交流を描いていく点には好感が持てる。ロバート・ダウニー・Jr. とジェイミー・フォックスの演技力が光る。
それでも物足りなさを感じるのは、事実に捕われすぎて映画作者本人の解釈が伝わってこないからだ。弦の震えを感じない。
神の祝福を得た天才は、俗界の雑音に畏れおののき、信じられるものは美しい旋律とそれを生んだ偉大な音楽家たちだけ。そんなありふれた解釈で見られる作品でよかったのか?
事実を踏まえた上で、ひとつの作品として映画ならではの視点でもっと掘り下げてほしかった。
ロバートダウニージュニアがでてたのですね。アメリカでは話題になったストーリーなのかもしれませんが、だからと言って特にどうってことも?ラストにロサンゼルスの路上生活者が9万人と言った事実や、ストーリーのラスト間際に路上生活者を軽犯罪で逮捕し、排除する描写がありましたが、その一人を助けるのも簡単ではない、ということなのか、とにかく実話を映画化しました、というだけの感じでした。ところでこの映画で思ったのは黒人の人でチェリスト、というかクラシック楽器を演奏する人って初めて見た、と気が付いたという点です。ロックミュージシャンではいますけどね。
本当に必要なのは神としての救済か、友としての助けか。
難しいメッセージなだけ、映像として作り出すにはスタッフもキャストも大変だったと思う。その証拠に中盤はほんとに退屈というか作品に入り込めなかった。