ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
プロット
アメリカ
Aug,30 2019 ในโรงภาพยนตร์
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
プロット
イタリア・アメリカ合作
Sep,27 2019 ในโรงภาพยนตร์
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海
プロット
中国
Oct,22 2021 ในโรงภาพยนตร์
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱
プロット
香港
Sep,01 1993 ในโรงภาพยนตร์
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアン・モンキー
プロット
香港・台湾合作
Feb,10 1996 ในโรงภาพยนตร์
ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出
プロット
アメリカ
Dec,15 2023 ในโรงภาพยนตร์
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ Comments (20)
スクリーンからそこに流れている空気や時間が直に伝わってくる。こんな映画は他にないかもしれない。
人間の愚かさが痛々しいくらいに描かれ、一種の神話を見ているような気さえしてくる。
一言では語り尽くせない、何度も見たくなる作品。
セルジオ・レオーネ監督が、この映画の適正な尺は4時間10〜25分と発言していたらしいので、レオーネが求めた形がほぼ再現できたのだろう。
ソフトリリースされている「完全版」も、完全ではなかったということ。
消失したと思われていた映像を探しだし、ここまで繋ぎ合わせた労力と技術に敬意を表したい。
さて、長尺版でも内容の難解さは残る。
謎めいたエンディングの意味は、観た者の解釈しだい。
レオーネ自身が「夢オチ」的な発言をしていたと聞いた覚えがあるが、
だとすると、
ロバート・デ・ニーロ演じるヌードルスが自分の裏切りによって意図せずジェームズ・ウッズ演じるマックスや仲間が死んでしまった後、阿片窟に逃げ込んだところで、「そんなはずはない。マックスだったら逆に俺を出し抜いて何十年後にこんなことになるんだろう…」と想像して微笑んでいる…と読める。
しかし、それには辻褄が合わないところが多々ある。
(そもそも、レオーネの映画に辻褄を要求してはいけないかも…)
それよりも、
自分の策略で仲間が一網打尽になって、「シメシメ」とほくそ笑んでいる…と見る。
マックスとは固い友情がありながら、意見の対立もあり、真に心を許しあってはいなかったのではないか。
何より、あのデ・ニーロの表情にはイヤラシさがあった。
だが今度は、これをエンディングに持ってきた意図がわからなくなってしまう。
マックスの最期は自殺か?という議論、
デボラとマックスはどの段階で結びついたのか?という疑問等々、
観客に解釈を求める類いの映画だから、
何度も観て、その時その時に改めて考えを巡らせてみるのが楽しい。
「ゴッドファーザー」の成功以降ギャング映画が乱発されたが、本作は明らかに模倣品とは一線を画した傑作だ。
クレーンを用いる等して、クラシカルな都会の風景をダイナミックに捉えた素晴らしい構図の数々。
トイレの壁穴から踊る少女を覗くノスタルジックなシチュエーション。
クリームケーキの微笑ましい挿話。
貧しいはずだが、子供たちは厚手のコートや帽子・サスペンダーなどでキメていて、あの時代は皆お洒落だった。それが寒々しいニューヨークの蒸気と濡れた石畳の背景に映えている。
暴力描写はレオーネお手のもの。
コッポラが見せたバイオレンスとは毛色が異なる、エグさだ。
何より、本作の最大の収穫は、ジェニファー・コネリーの美しさ。
幼さと色っぽさが同居した、正にあの瞬間でしか捉えられなかった、絶妙なタイミングでのキャスティング。
後にヌードルスに車中で犯されてしまうことを考えると、コネリーが少女期だけの配役でほっとした。
2020年7月6日、エンニオ・モリコーネが逝去した。イタリアを代表する映画音楽の巨匠である。91歳だった。モリコーネが「荒野の用心棒」の世界的大ヒットでマカロニ・ウエスタン(イタリア製西部劇)の作曲家として欠かせない存在となって以降、コンビを組み続けたセルジオ・レオーネ監督(1989年逝去)の遺作にして代表作が「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(1984)だ。
ハリー・グレイの自伝的小説を原作に、ニューヨークのロウワー・イーストサイドを縄張りとした、ユダヤ系ギャングたちの栄光と挫折を描いた一大叙事詩。1930年代初めの禁酒法時代から幕を開け、60年代後半と20年代初めの3つの時代が交互に描かれる。ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァンに加え、バート・ヤング、ジョー・ペシ、さらに少女だったジェニファー・コネリーまで錚々たる俳優たちが、構想14年、前作から10年以上の沈黙を破ったレオーネ監督の元に集結した。
第37回カンヌ国際映画祭を震撼させた全編を貫く凄絶なバイオレンス描写とともに、レオーネ作品の重要なモチーフである愛と友情、金と記憶、裏切りと悔恨が、二人の主人公を鏡映しにノスタルジックに描かれ、3時間超えの時間の長さは感じない。イタリア人監督レオーネが、憧れていたアメリカへオマージュを捧げたフィルム・ノワールだ。
光と影、クローズアップの多用と遠景を織り込んだ緻密な画面構成、フラッシュバック、長回し、さらに鏡、覗き穴、電話などを効果的に用いて登場人物の心情を表現。そして、名曲「アマポーラ」とともにモリコーネの音楽が物語を語っていると言っても過言ではない。また、当時のマンハッタンを再現した映画美術も素晴らしく、脚本、撮影、衣装など最高のスタッフで作り上げたスケールと豪華さに圧倒される。
最後、マックスゴミ収集車中入ったのか??分からん。
よさげな雰囲気ある映画だった。よくわからんかったけど。
エロシーンがちょっと過剰だったのでは?