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バリー・リンドン Comments (12)
無鉄砲な少年の立身出世物語。
真の騎士道、高潔とは何か。
正々堂々とした負けず嫌いな青年なのかと思うと、結構ズル賢いというかお調子者な所もあり、世渡り上手(^_^;)。
一応常に紳士であろうと努めるけれど、大金を注ぎ込んでも高貴な身分はなかなか手に入らない。母親の言いなりになってから、夫人の財産を使い込んでどんどんダメになってしまいましたね。金持ちも苦労するなと思いました。
西洋絵画に迷い込んだかのような美しいシーンで、18世紀のヨーロッパ各地が再現されています。
オランダへの道中で出会うPeterという名の赤ちゃんが、リアルキューピーちゃんで悶絶可愛い!!!個人的に映画史上最高子役(≧∇≦)
ロウソクの灯りのみで撮られたシーンや、絵画をそのままトレースしたようなシーンなどなど、一見の価値ありです!
タイトルの通り、バリーの盛者必衰が描かれています。
バリーって、ダメなヤツだな〜って思います。別に何か偉業を成し遂げた偉人でもない。すっごいずる賢くて嫌なヤツが転落して行く様は、見ていてほくそ笑んでしまう。
このくず人間バリーの大河ドラマをぜひ見て欲しい。
ベルサイユのばら、王家の紋章が好きな歴女にもオススメかも。
みていて気持ちいいのは妻役の美しさだけだった
終始感情移入ができない
最初の村の決闘シーンもこんな雰囲気じゃないでしょ、追い剥ぎのシーンもなんかほわわんとしてるし、戦争のシーンなんて迫力ゼロ違和感しかないしそれも快感でない、ブライアンの死ぬシーンも死なんやろそんな感じでって思った。
だれもかっこよくなくて弱々しい。それが美しくもない
キューブリックでもこんな映画あるんやな
父親は貴族としての地位を得るはずだったのに些細なことから決闘して死亡。従妹のノーラに恋心を抱いたために将校と決闘となり相手を殺してしまう。そして警察から追われ、追いはぎにも遭うが、そのまま軍隊に入り罪を問われなくなった。しかし、殺したと思っていた将校は死んではいなく、そのままノーラと結婚してしまったと聞かされる・・・
脱走兵となりプロシア軍に入ったバリー。功績が認められ、警察に入ることになるがスパイ疑惑のあるシュバリエ邸に雇われるが正直に身分を明かしてしまう。イカサマギャンブルを続けやがてプロシアを去る二人。英国に戻り、ある夫人をものにしたバリーはその夫が死んだことによりリンドン伯爵夫人と結婚して爵位を得る。
夫人の連れ子ブリンドンがバリーに敵意を抱き成長する。最終的には何の因果か彼と決闘になってしまうのだが、哀れな末路はギャンブルで財を為したところで運命が定まってしまったのかもしれない。貴族の爵位と財産に目がくらんだため、虚しい生活も彼本来の良さを発揮できなかったのだろう。とにもかくにも、貴族というバカらしい世界のために生きるなんてのは生来の貴族しか無理ってことか・・・