「エルネスト」「人類資金」の阪本順治監督のオリジナルストーリーで、稲垣吾郎が主演を務めた人間ドラマ。稲垣が主人公となる炭焼き職人の紘を演じるほか、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦ら実力派キャストが共演する。山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている紘の前に元自衛官の瑛介が現れた。
突然故郷に帰ってきた瑛介から紘は「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と驚かれるが、紘自身は深い考えもなく単に父親の仕事を継ぎ、ただやり過ごしてきたに過ぎなかった。同級生の光彦には妻・初乃に任せきりの息子への無関心を指摘され、仕事のみならず、反抗期である息子の明にすら無関心だった自分に気づかされる。
やがて、瑛介が抱える過去を知った紘は、仕事、そして家族と真剣に向き合う決意をする。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。
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半世界 Comments (20)
3人の男性は田舎者なのに都会の匂いが隠し切れていませんでしたが、竹脇千鶴は流石でした。他の方のレビューにもありましたが、邦画には是非頑張って欲しいですし、ガンガン攻めた作品も観たいのです。『ジョーカー』みたいに攻めた脚本であれば、日本の俳優も覚醒ができるのにと思います。
稲垣は「十三人の刺客」の怪演で役者としてのポテンシャルを感じさせたが、初の単独主演映画となる本作でも、地方の山中で働く炭焼き職人という一見かけ離れた役を意外に違和感なく演じている。ただ気になったのはその声が良すぎること。歌手歴が長いので低域を豊かに響かせる発声は習い性かもしれないが、なんだか劇場の客席へ声を飛ばす舞台俳優のように思えてしまった。役を「演じて」はいるが、映画という世界の中で役を「生きている」ようには感じられないのだ。長谷川、渋川、池脇千鶴ら実力派の中でちょっと気の毒ではあったが。
その中の1人が、田舎を離れて自衛隊員となったが、やめて地元に戻ってきたところから物語は始まる。
彼は自衛隊時代に見てきたものが世界の全てだと思っていて、地元に残った2人のことは世界を知らないと思っている。それを半世界。だと。
でも2人がいる側も世界であって、半ではない。
人と人がつながりあって世界はできている。そういうことを教えてくれる物語。(だと思っている)
なんとなく今の人生を生きている、主人公39歳。
何かをやるには遅すぎて、諦めるには早すぎる。。自分が生きる半世界ではない世界で、なにを考え楽しみ生きるか考えさせられる映画。
稲垣吾郎も、鈍感で頭の悪い不器用な田舎ものをリアリティもって演じてたし、コントロールできない狂気はハセヒロの十八番だ。
見えてない世界は他人の言葉や行動によってその姿を現す。でもやはり実際に見えるわけではない。追体験するだけだ。
というようなことは強く伝わってくるけど、ここまで台詞で説明しなくてもいいのに、と思った。分かりやすいけど、味わいを奪うような気がした
いつも映画評で「ジャニーズ主演だから」「AKBだから」等々でうがった見方(と私自身は思っているのですが)を目にして「いや映画、役者そのものをちゃんと観ましょうよ!」と常々思っているのに今回「吾郎ちゃん、大丈夫かな~」なんて先入観を抱いてしまったこと、大いに反省です!
稲垣吾郎さん、いい役者さんじゃないですか?!寡黙で不器用な山の男、妻や子供を顧みず、一途に父親への意地を貫き通す頑固者をとてもよく演じられていました。
長谷川博己さん、今回は若干ワイルド系でしたが言うまでもなくいい演技!大人になってしまった今、主人公との友情をうまく受け入れられないもどかしさをひしひしと感じました。主人公の息子にいじめに対抗する術をレクチャーするくだり頼もしい限りで、これもまた友情の気持ち満載ですね。
幼馴染み3人の『三角形、二等辺じゃなく正三角形』渋川清彦さんの言葉を借りるとこの言葉が染み入ります。中高生の時代、こんな友人が必ずいましたよね~。
それから池脇千鶴さんの堂に入った幼馴染みの同級生奥さん、流石です!内緒でホテルへ再交渉に行ったところ、変なたとえで支配人を説得するところ、そして勝ち取ったらしいくだりは泣けてきます。
主人公と義父との会話そして最後の留守電の『秋刀魚』の下りは笑っちゃいました。
先日観た映画『まく子』で草彅剛さん、しっかり俳優してるじゃないって思ったように、稲垣吾郎さんも歌じゃなくてこの路線で行ったほうがいいんじゃないかと思います。
(香取慎吾さんはファミマやキットカットがありますので大丈夫?!)
これは隠れた名作(隠れてないってか?)だと思います。
大きな映画館で観たかった作品です。40代を過ぎ不惑な世代に入った皆さん、是非観賞ください。