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ブロブ 宇宙からの不明物体 Comments (9)
純粋なモンスター映画が観たいという方向けの丁寧な作り(ストーリーが丁寧という意味ではない笑)
中々の容赦なさ
ストシン3の前に観るのが正解。
救助隊はアメリカ政府か軍なのかはわからないが、細菌戦争のためウィルス兵器を研究していた。ソ連が崩壊する直前なのであろうか、終結寸前の冷戦時代の悪の象徴。そのウィルス兵器が一人歩き、暴走し、人を食って増殖するバケモノに突然変異を起こしたものだろう。
バイクアクションを駆使して、秘密を知ったブライアンが一人救助隊に立ち向かう。ブライアンに対して敵意剥き出しの保安官ブリッグスとの葛藤も注目だ。
単なるSFパニック映画ではなく、軍批判の要素を盛り込んだ社会性のある映画。『マックイーンの絶体の危機』というオリジナル作品をようやく見ることができた。
スライムか脂身みたいな宇宙人が襲ってくる。
ヒロインの女の子がほっぺがちょっとぷっくりしていてすごくかわいかった。しかし後半はずっと寝間着みたいな地味なポロシャツにズボンという何の可愛げもないいでたちで、もうちょっとサービスして欲しかった。
軍の連中が無能すぎてイライラした。
カナザワ映画祭2015、楽しい映画だった。
スティーヴ・マックィーンの1958年の作品「絶対の危機」をリメイクした1988年の作品。
オリジナルはマックィーンの無名時代の初主演作という事もあって今やカルト的な人気らしいが、リメイク版の本作も往年の低予算SFの雰囲気を受け継いでいる。
とにかくチープなB級SFである。
穏やかな田舎町を襲う恐怖、立ち向かう若者たち、政府関係者の登場で町は大パニック…50年代の低予算SFと80年代のB級ホラーの醍醐味を凝縮。
何も大予算の超大作でなくともSFは撮れる。シンプルなアイデアをいかにユニークに味付けし、凝ったSFXで見せるか。「ターミネーター」はその教科書。「フライトナイト」も面白かった。
本作でも、低予算ながら当時の最新SFXを駆使したアメーバの形状はなかなかだし、補食され溶けた人間の特殊メイクのグロさはナイス!(笑)
脚本を手掛けたのは今では感動作の名手フランク・ダラボン。元々ホラー出身の人なので、しっかりとツボを抑えた作り。
この手の作品が好きな方には大ウケする事間違いナシ、最後まで気楽に楽しめる。
巨大化したアメーバをヒロインがコールドカーごとぶっ飛ばして雪を降らしてエンド。
ラストはアメーバの結晶を牧師が隠し持ってて幕。