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映画刀剣乱舞 黎明 Comments (20)
刀剣男士のアクションも映像も仮の主たちもラスト見守っていた名もなき群衆も最後の歌も良かった。みんな繋がって帰って行く話。
またこういう話が映画館で見たい。
刀ミュや刀ステ、アニメ活劇で
ガッツリしたストーリーを観てしまっているので、どうしても脚本が軽すぎると思ってしまいます。
アニメはともかく、刀ミュや刀ステは、同じ.5だし、限られた時間のなかでずっしりしたストーリー作ってくれていますよね。
映画で出来ないはずないのに、どうして出来ないのか…
以下、長くなりました↓
特撮のB級感がもともと苦手な人間関係です。それでも前作はまあまあ楽しく観ることができました。
さらに、三日月宗近推しですが刀ミュの黒羽さんの三日月宗近や、原案の三日月宗近推しです。(鈴木さんの三日月も良いのですがこれは単純に好みの問題なのであしからず)
そのため、そこまで期待せずに、とうらぶ好き&三日月宗近推しなので観たつもりでしたが、本当につまらなかったです。
冒頭が1番重厚感があり、これから面白くなりそうという期待を出してくれました。
その後、現代に行ってからが残念ですで。。
いろいろツッコミどころはあるのですが、
とにかく酒呑童子に惹き込まれない。
お涙頂戴なキャラクターのはずですよね。
まったくお涙出なかった。
脚本も演技も。
全て安っぽいです。
女子高生の酒呑童子への説教シーンも、尺摂りすぎ。
まったく酒呑童子に共感できない状態でこのシーンはさらに長く感じてつまらなかったです。ポップコーンを食べながらシーンの終わりを待つしかありませんでした。
ここ、なかなか要となる場面のはずですよね。
なんとかならなかったのですか??
首を切る三日月宗近のシーンも、
見せ場のはずなのに、安っぽい。
一応、天下五剣なんですよあれでも。
加工でもなんでも良いから華やかな一撃になんとかできませんでした??
映画なのでアニメの活劇のような華やかな一撃を魅せろと言われても無理かもしれません。
でも、やっぱりなんとかなったのではと思ってしまいます。。
シーン的には最後の真剣必殺的な1番の見せ場。しかも主役の三日月宗近なのに安っぽいの勿体なさすぎる。
仮の主について、三日月にしかしっかりした触れ方をしていないのも不満でした。
あんなに予告で騒がせておいて、あんな雑な描写で終わり??
正直、魅力を感じない酒呑童子&女子高生よりほかの刀の仮の主に興味持ってしまいましたよ。
まだ言い足りませんがキリが無いので
最後に良かったところもあげます。
三日月宗近の抹茶ラテマキアートお代わりは可愛かったです。三日月らしくて良かったです。
さらに、刀ミュや刀ステではいろいろ抱え込む流れになりがちな三日月宗近がここではそこまで自己犠牲的でもなくて、そこは良かったです。
健康的な三日月宗近で鈴木さんの演じる三日月ならこれもまたありですね。
長義の描きかたは良かったです。
泣き上戸な私が珍しく泣く要素ゼロな映画でしたが、最後、長義が仮の主と交わす言葉で少しうるっとしました。
長義ファン増えるのでは。
そして1番良かったシーンは
刀ミュの刀が登場したあの場面。
最後、各本丸から助っ人が登場する
あのシーンが1番良かったです。
ただ、自分が見たいものとしては刀剣男子と、歴史修正主義者の方であって、オリジナルキャラクターではない。
そういう点では、前作のほうが刀剣男子、歴史修正主義者、また実際の歴史の人物の関係がバランスが良かったように感じる。
前作は時代劇と特撮が混ざったようなものだったので刀剣男子のみに興味があり実際の歴史の人物に興味がない人にはいまいちだったのかもしれないが、刀剣乱舞、また舞台刀剣乱舞の映画としては今回の映画はとてもつまらなく感じた。
「刀剣乱舞」の関連作品は「ある本丸」という便利なワードで処理されるので、本作で説明されることや本編中のキャラクターの行動も肩の力を抜いて受け取るのが妥当だろう。
刀剣男士や「刀剣乱舞」の世界観の掘り下げというよりは、刀剣男士がいる未来、時の政府がいる未来へと繋がる2012年を覗き見るような作品だと捉えた方が良さそう。
やってるのゲームだけ(Lv160くらいだからそこまでやってない)。しかもしばらくやってない(一期一振、鶴丸の極が出たあたりまではそこそこやってた)。アニメは見たり見なかったり。刀ミュとか刀ステは全く見てない。でも前作の継承は見た。そんな人の感想です。
現代(2012年)が舞台という時点でわくわくだったのですが、ツッコミ所は多々あれど、殺陣が格好良かったのですべて良しって感じの映画です。歴史好きな方は前作の継承の方がいいと思います。平安の鬼退治が起点だけど今作は歴史はそんなに関係ないので知らなくても全く問題ないです。
前作に比べてとっつきやすそうな現代という題材で、総じて二次創作を見てるような気分でした。以下まとめ。
●良かった所
・殺陣が結構ある。格好いい。ずっと見ていたい。
・現代が戦場になる。学校の屋上と空港と高速道路と渋谷スクランブル交差点で大立ち回りする刀剣男士が見れるよ!そして何も知らない女子高生が(仮の)審神者になるという設定つき!えっいま二次創作見てる???くらいの気持ちに毎秒なったし、実際百万回は使われてそうな設定だけど見ていて楽しい。
・三日月宗近を持って三日月宗近を見に東博へ行く女子高生。学校についてくる三日月宗近。抹茶ラテマキアートを所望する三日月宗近。コスプレか何かと勘違いされて女性たちと一緒に写真を撮る三日月宗近。
何もかも二次創作で一億回妄想されてそう。でも高速バスに乗る長谷部はレベル高すぎ。
・ギャル審神者と長谷部のかけあいが面白い。長谷部が力を失いかけていってる→「へっしー地味になってってる」は何回見ても笑いそう。でも最後にちゃんと名前が明かされた所は良かった。ギャルらしくない特殊な名前だなあと思ったけど、そういうことですかあ。このギャル審神者と長谷部でスピンオフやってほしい。
・三日月主役かと思えば、最後の方であんたも主役や!ってなった山姥切国広。やってくれると思ってました。ありがとう。
・「うちの本丸の山姥切はこいつなんでな」。正確には何て言ってたか記憶が定かじゃないけど、これも二次創作で百万回くらい言わされてそう。山姥切問題を映像化してくれてこの二振の関係が好きな自分は感謝です。あとこの映画の本歌さん、ちゃんと審神者の名前覚えててくれてお礼も言ってくれる。優しい。
政府職員のその審神者も、同僚には窓際という名の給料泥棒扱いされていたのに、誰には気付かれなくても物に宿る声を聞く審神者のことはその物(神様)がちゃんと見ていてくれたんだなあ、となって温かい気持ちになった。この職員さんのスピンオフもほしい。神職のおじいちゃんも一緒にね!
●気になった所
・せっかく鬼退治というか酒呑童子の話なのだからもっと源氏兄弟をメインにしても良かったのでは???あと酒呑童子を扱うならあのまま平安の方が面白かったのでは???あの安倍晴明と藤原道長もっと見たかった。とはいえ995年だったら藤原道長と安倍晴明の年齢感逆なのでは?
現代を舞台に作りたいが先にあって、一般に知名度があるような題材を使って、メディア展開も多い人気のキャラクターをメインにして、あと鬼退治だから源氏兄弟も出したのかなあと考えるような構成でした。何作もやる舞台とは違うし、映画という性質上とっつきやすさを重視するんだろうからしょうがないね。
・全日本国民が抜け殻状態になっているはずだけどスカイツリーから見た道路では普通に車が往来してる。実際いきなりみんな意識失ったら多重事故起きまくりなはずなのでラストの演出を考えたらそこまでは出来なかったのか。CGとか含め、色々ガバガバだなあと思った。
・子どもが振り返るシーンはホラー。ホラー耐性ない人は夢に出てきそう。
・割とちゃんと人が斬られるところが映ってるし、DVのシーンはほんの短いものだけど、きっと身近な人もいるんだろうから、見てて気分が悪くなったりする人がいないか心配。刀剣乱舞観に行って現代のDV見せられると思わんじゃん。斬られるシーンにしても時間遡行軍じゃなくて人間が斬られる所をあそこまで映すんだなあとちょっとびっくりした。映倫Gだけど、PG12くらいあってもおかしくなさそう。
・あのお兄ちゃん(伊吹:たまたま同じ名前(か苗字か)であの首飾りを手にしたのはその縁もあったのか、本当は違う名前なのかはわからないけど。パンフレットとか買ってないのでわからない)の家庭環境が「今日を生きるのに必死」という、千年もの過去からずっと変わらない、虐げられてきた者側なのはわかるけど、女子高生が訴えかけるシーンが肝な分、女子高生もお兄ちゃんと弟くんも、もうちょっと背景を掘り下げてほしかった。
身近な人が助かるなら他はどうなってもいいお兄ちゃんと、身近な人が大変なことになっていても、人を殺すなんて!歴史を守る以外にももっと大事なことはないの?という女子高生。普通の女子高生って身近な親しい人の無事以外のことまで考えられるほど正義感が強いのだろうか。そういう背景があるんだったら納得するけれども。物の声を、何を言っているのかわからないしうざいだけ、と言っていた女子高生が三日月宗近との交流を通して、あの場面では声を聞いてほしいという説得になったのかなあと思うけど、敵を思いとどまらせるためのああいう類いの主義主張って、嫌いとまではいかないけど見かけるたびになんだかなぁってなる。わかったような口聞いてごめんなさい、みたいなことは言ってたけどこれはこのシーンを見てなんだかなぁと思った観客に対するフォローですか。
あの辺は映像のつくりも相まってなんだか特撮見てる気分になった。
・スクランブル交差点で刀剣男士たちが立ち回りをするシーンについて。格好いいのは格好いい。でも意識を取り戻した人たちが多くの刀剣男士が現れてからじっと見守ってくれてたけど、2012年だったらスマホはそんなに普及してないだろうから携帯のカメラでは普通にバシャバシャ撮ってそう。あとそれより前の場面だけど、存在消えかけてるはずなのに長谷部と源氏兄弟めっちゃ粘る。本歌さんは速攻退場したのになぜなんだ。仮の主を避難させたから?それと時間遡行軍が大量に送り込まれてきて絶望、という場面があったけど何の盛り上げもなく三日月さんと女子高生があそこから抜け出していつの間にか次の場面に行ってしまったのはなかなかの衝撃だった。俺たちに任せて早く行け!くらいの見せ場はあっても良かったのでは?その見せ場をつくるためじゃなければ何のために大量に送り込んだんだろう。ラストシーンへの仕込みですか?敵、仕事してくれ。
他にもありますが鑑賞後すぐにばーっと書いた感想はこんな感じです。
色々書きましたが、とにかく戦ってる刀剣男士が見たい!二次創作なんでも来い!民は割と楽しめた映画だったのではないでしょうか。歴史に対する解釈とか刀剣男士同士の関係とかその辺りかなり詳しくこだわりが強い人は見ない方がいいかもしれません。
私としては、刀剣男士自体のキャラ解釈がおかしいとは特に思わなかったですし、おおよそ楽しんで見れました。原作ゲーム勢で一番気にするのはキャラ解釈(人によりけりだと思いますが)だと思うので、その辺はそれほど心配しなくても大丈夫だと思います。
まとめると、映画館に二回目を観に行くまでは行かないけど、一回観る分には楽しめた映画でした。DVDになったら殺陣とか観たいシーンだけは観ると思います。