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鬼が来た! Comments (7)
序盤のドタバタから、いい雰囲気になっていく中盤へと、こういう交流もあったのでは…などと思いきや。まさかこんな狂気が待っているとはね。でもその狂気の演出のほうが、実はリアルだったりして。
真っ赤なエンドロールを観ながらしばし呆然、です。
中国映画です。
戦時中の映画で、中国共産党(国民党、と表示されています)を批判している映画と解釈され、
中国では上映禁止になっているとか。
反共映画というやつかな?
初めは反日映画かと思ったのですが、全然そんなことありませんでした。
日本人の特徴とか悪いところとか美点とか、すごく忠実に表している。
中国人のコミカルさとか狡猾さとかも。
何か、何も隠さないでちゃんとだらっ、と(だらっ、とがポイント)出している。
偏見まみれで日本を描く外国映画に見習って欲しいものです。
問題提起の映画なのですが、もう鋭さがひど過ぎる。
鋭すぎる。
痛い。
これは「映画だから」と割り切って観ることが出来る人だって多分、知らずに飲み込まれてしまう。
そんな変な空気を持っている。
色々考えさせられた。
日本人、謝るな。謝りすぎ。
上官に対して礼儀があるのはいいけど、あれは慇懃無礼。
上官、部下に対して、ちゃんと言うこと聞いてるのにしばきすぎ。
暴力しすぎ。相手謝ってるじゃんもう。イラッ
アリは殺せずとも、恩人は殺せるか。
日本人とは「上」が全てなんだねぇ
これは映画っていうより、映画の上の芸術を、、芸術単語を作るとしたら「それ」だと思う。
映画を超えてる。
でもインパクトやショックがでかすぎて、R30向けかもしれない。
2017年、最も影響を受けた映画はこれ。
ゴッドファーザーシリーズと僅差でした。